製品開発と試作
デザイン試作を除けば、試作品製作の需要はデザイン企画段階が終わり、設計段階に入ってから生じてきます。
この段階では、寸法の確認や機構の組み立て確認等を中心に、設計と試作品製作テストによる試作評価サイクルを回すことになります。
実際に製品・部品を試作してみて評価し、得られた事実から設計に反映させる、というこの工程は設計開発には必須工程です。ですが、コストダウンや開発スピードの迅速化・効率化という観点から、出来る限り回数は少ないほうがいいということもまた事実であります。
少ない工数でできる限り優れた製品開発を実現するためには、CAEによるシミュレーションはもちろん、試作の効率的活用が重要です。