試作業界コラム
Colum.2 アメリカと日本の製造現場
アメリカにおいては、デザイナーとエンジニア、製造工場がそれぞれ分離、独立して存在するために、各現場間のコミュニケーションツールとしてRPが急速に普及しました。その一方で、日本では各部門が一箇所に集まっていることが多く、部門間のコミュニケーションよりも、造形物の機能、機構の確認・テストへのニーズが強い状況でした。日本で一番普及しているRP装置は光造形装置ですが、これはアメリカではメジャーではありません。製造現場の環境によっても普及する技術に違いができるのですね。